Orange parties ahead in Ukraine vote, appear en route to forming majority - Kyiv Post
http://www.kyivpost.com/top/27462/
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(sorry, writing in japanese)
※写真とは全く関係無いのですが、気になってることとして。
30日にウクライナで議会選挙があって、ようやく今日開票の結果が出た。僅差で親欧米派(という分類は安易過ぎるのだが)と呼ばれる、現大統領+カリスマ女政治家ティモシェンコブロックの勝利、となったらしい。
一方で、得票率では現首相率いる親ロシア派政党が第一政党となり、中央・東部を中心とした不満への対応が課題にはなるだろう。
しかし、大統領と内閣が対立して混乱していた内政がひとまず落ち着くことに加えて、私の考えではロシア追随は将来的に不利益、痛みを伴ってでもロシアへの依存状態は弱め続けなければいけないと思うので、今回の選挙結果は良かったと思う。OSCEも今回の選挙は公正だったと言ってるし。
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ちょっと目をそらすと、ウクライナ共産党の得票率は5%。これを多いと見るか少ないと見るかは難しいところだけれど、お隣のロシアで共産党が議席の10%を確保し第二政党の地位を保っているのと比べれば、共産主義への回帰的なムードは低いと言える(ちなみにロシア第一政党はプーチンの政党で30%超)。
次期内閣でもNATO、EU統合という目標は継続されるだろうけれど、当面実現がしないことも変わらず、だからといってロシアに寄り添うと将来的なデメリットが大きい。そのため、二項対立的に欧米かロシアかと言うのはあくまで選挙でのレトリックとして終わらせ、実際の政治では不満に対処しつつ、多角的な発展を試みる必要がある。
参考:ウィキペディア - ドゥーマ(ロシア下院) 議席数が載ってます
日本語の記事も一応
親欧米派が勝利、組閣へ ウクライナ議会選挙 - asahi.com
Tuesday, 2 October 2007
Ukraine's Election in 2007
Posted by Hirano Takaci at 20:39
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